会のさらなる発展へ
同窓生同士の「絆」づくりを
紫紺会会長
木村 光男
(16期)
同窓会の皆さま方におかれましては、ますますご健勝のこととご拝察申し上げます。長野英子前会長の後任として皆さまからご推挙を賜り、今年6月26日付で第15代の紫紺会会長を仰せつかりました16期の木村光男と申します。
長野前会長の在任期間中であった2年半は、私も副会長として微力ながら紫紺会の運営をサポートさせていただきました。その中で同窓会における長年の懸案事項だった終身会費制の導入と決算期の変更が実現し、今後も長野会長のもとで一緒に同窓会を盛り上げていきたいと考えていましたが、組織の若返りや後進の育成などを含めて総合的に検討した結果、会長のバトンを引き継ぐ運びになりました。同窓会長としての一番の役割は、長野前会長が実践、チャレンジされてきたことを今度は具体的に形にし、理解を深めつつ、浸透させていくことだと思っています。会長任期中の2年間では①日常で知り合った同窓生同士の「つながり」を会の中でどれだけ広げられるか②疎外感を持っている同窓生がいない環境にするにはどうすればいいか③紫紺会を応援したいが、どう応援すればいいか分からない同窓生をいかに掘り起こすか、などを念頭に置きながら、それらの目標を具体的に達成していきたいと考えています。昨年から新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますが、そんな時代だからこそ、同窓生同士の「つながり」や「絆」は会のさらなる発展に向けて大変重要なことではないかと思っています。
一方、実務的には長野前会長が実現された終身会費制の導入を財務委員会と連携しながら円滑に進めることが第一で、その他にも事業活動や広報・情報、青年部、飾馬奉納委員会や紫紺経済同友会にも各任務を全うしていただけるよう、会長としてバックアップして参ります。より魅力ある会を目指していくためには、若手や女性メンバーの同窓会に対する積極参加に目を向けた事業運営も必要だと思います。やはり、同窓会全体で「さあ、やるぞ!」という掛け声がどんな組織でも大事になりますので、会長として同窓会の大義名分をしっかりと会全体に伝達していくことが一番の責務だと考えています。また、卒業生が今や60期となる中、OBの年会費納入率は依然伸び悩んでおり、引き続き、改善に向けた具体的な対策にも全力で取り組んでいきます。
最後になりましたが、1期2年の任期を役員と共に精一杯努めて参りますので、同窓生の皆さまには紫紺会に対する一層のご支援とご協力を心からお願い申し上げて、会長就任の挨拶とさせていただきます。